こんにちは!セキュリティ対策ってどうしていますか? …そもそも「セキュリティって何?」と思っている方も多いかもしれませんね。
私も初めてWordPressに触ったときは全く同じでした。今日はその悩みを一掃するため、Wordfence Securityの設定と使い方を、初心者向けに解説していきたいと思います。
SWELL公式でもおすすめしているプラグインですのでSWELLを使っている方に特におすすめですよ。この記事で、一緒にセキュリティ対策を強化していきましょう!
Wordfence Securityとは
さて、Wordfence Securityって何かご存知ですか?簡単に言うと、これはあなたのブログのボディガード…というか~盾みたいなものです。
なんで盾が必要な?と思うかもしれませんが、実はウェブの世界ってそんなに平和じゃないんです。
聞いたことありますか?平和ではない理由は『ハッキング』。これはコンピューターシステムやネットワークに不正にアクセスする、言わばウェブ上の不良が悪さをしているんです。
ですがWordfence Securityがあれば、そんな不正なアクセスや攻撃からしっかりとあなたの大切なブログを守ってくれますよ。
Wordfence Securityインストール方法
プラグイン>新規追加をクリックし、
検索窓に
『Wordfence Security』を記入し検索。
選択し『今すぐインストール』を押す。
少し待つと『今すぐインストール』が『有効化』と表示されるのでクリックします。
有効化されると『正常にインストールされました』と表示されます。
『GET YOUR WORDFENCE LICENSE』
(日本語:ワードフェンスのライセンスを取得する)
をクリック。
『Get a Free Lisense』
(日本語:無料ライセンスを取得するをクリックします。
Are you sure you want delayed protection?
(日本語:遅延保護を実行してもよろしいですか?)
という画面が表示されます。
I’m ok. waiting30 days for protection from new threats
(日本語:大丈夫です。新たな脅威から保護されるまで 30 日間待ちます)
をクリック。
遅延保護(またはレート制限)は、ウェブサイトを守るための仕組みの一つ。
簡単に言うと、これは「一定時間内にウェブサイトに訪れることができる回数を制限する」機能。
この保護機能が強すぎると、普通にブログを読んでいる人まで閲覧できなくなってしまう場合があるの
特に、いくつかのブログテーマや追加機能(プラグイン)は、多くの情報を素早く読み込むように作られている場合があるの。その場合、遅延保護が邪魔して、ブログが正常に動かなくなることがあるのよね・・・
Ⓐは『ライセンスキー』及び『今後のセキュリティ警告』
を受け取るメールアドレスを記載。
ⒷはYES,Ⓒにチェックを入れ
Registerをクリック。
ライセンスキーをあなたのメールアドレスに送信しました。メールを確認してインストール完了してください。と記載しています。
Wordfence Securityから
『件名:Your Wordfence License』
『送り主:Wordfence』
のメールが届いているので開封。
Install My License Automatically
(日本語:ライセンスを自動的にインストールする)をクリック。
以上で無料ライセンスの取得ができたニャ!お疲れさまでした。
Wordfence Security初期設定
上記のライセンスが取得出来たら、次はワードプレスダッシュボード>Wordfence Security>ダッシュボードをクリックしてみて下さい。
上部に2点の注意書きが出てくるのでまずはその設定から進めていきます。
上部注意書きに出てくる2点の設定
ファイアウォールの最適化
ファイアウォールってなんだ?
Wordfence Securityは、WordPress用のセキュリティプラグインで、その中にファイアウォールがあるよ。
このファイアウォールは、悪い人やプログラムからあなたのブログを守る役割を果たすの。
短く言えば、Wordfenceはあなたのブログの「ボディーガード」で、その一部としてファイアウォールが門番として働いている感じよ!
ワードプレス画面上部に注意事項として表示される
『ワードプレスアプリケーションファイアウォールを
最適化する時間を取ってください』の
『設定するはここをクリック』を選択。
ⒶはそのままでOK。
Ⓑ(HTACCESS)とⒸ(USERINI)をクリックし、
ダウンロードしたものを
自分が分かるところに大切に保管
『次へ』がクリックできるようになるので選択します。
『インストールの成功』と表示されたら
ファイアウォールが最適化が完了しました!
Wordfence自動更新
画面上部の注意書きに
『Wordfenceを自動的に最新の状態に保つようにしますか?』
とあるので
『はい自動更新を有効化します』をクリック
なんと上記をクリックするだけで完了です!
ログインセキュリティ
2段階認証
2段階認証ってなんだニャ?
確認項目が2回あることよ。
《普通にユーザー名とパスワードを入力して確認(第一の段階)》+《もう一つの確認(第2の段階)》を経てやっと正式にログイン出来るようになるの。より安全にアカウントを使用することができるのよ!
ワードプレス画面の
Wordfence>ログインセキュリティ
をクリック。
『Two-Factor Authentication』タブで
Ⓑをクリックして、パソコンにダウンロードして大切に保管しておきます。
スマホのアプリで
『Google Authenticator』をダウンロ―ド。
Googleストア・Appleストアどちらでも可能。
設定画面(左上の三点リーダー)を開き、『 Authenticatorのコード』をクリックし、『コードを追加』をクリック。『QRコードをスキャン』をクリックし、パソコンのワードプレスに表示されている画像Ⓐ(上記のScan code または Enter key)にスマホをかざします。
30秒ごとに新しいものが生成されますので、表示が変わってすぐに記載し始めると間に合います。(セキュリティのためか?スクショしましたが撮影保存されていませんでしたのでご了承下さい…)
お疲れさまでした!
正常に動作しているか確認してみよう!
一度ログアウトしてから
ログインして2段階認証になっているか確認してみましょう。
いつものようにログインしてください。
次に次の画面も現れると2段階認証の有効化に成功です!
スマホで『Google Authenticator』アプリを開き
左上3点リーダーで
『Authenticatorのコード』をクリック。
表示された6ケタの番号をワードプレス側に記載し
『Login』ボタンをおして管理画面に入ることが出来たら完了です!
reCAPTCHAの設置
reCAPTCHAって何?
reCAPTCHA(リキャプチャ)は、ウェブサイトにコメントをする人が本当に人間か確認するシステムよ!
これを使うと、自動でコメントをする悪いプログラム(ボット)からのスパムや攻撃からあなたのブログを守ることができるの。
Invisible reCAPTCHA設定欄にWordPress等の設定部分が出てきません。
03/02/2023 9:46 am
PHPが8以上の人は不具合が発生すると記載を見つけました。
私のPHPは8.0.25でしたが大丈夫でした。どうやらreCAPTCHAの更新がが止まっていたからという話からの不具合ということで、不具合報告から4ヶ月ですが私は問題ありませんでした。導入はよく調べてから自己責任でお願いします。
reCAPTCHAを設置するためにはまずGoogleからAPIキーを取得する必要があります。GoogleのreCAPTCHAサイトにアクセスし、新しいサイトを登録し、APIキーを取得しましょう。
\ APIキーを取得する方法はこちら /
上記の説明では下記の2種類のキーがもらえます。
ワードプレスの管理画面(ダッシュボード)で
『Wordfence』>『Login Security』
をクリックします
Ⓐに『✓(チェック)』を入れます。
Ⓑにはサイトキー
Ⓒにはシークレットキー
Ⓓが『0.5』になっているか確認します。
最後に右上部に記載されている『SAVE(保存)』をクリックします。
一度自分のサイトをログアウトしてみて下さい。
reCAPTCHAが確認出来たら成功です!
すべての設定
ワードプレス画面
Wordfence>すべての設定
をクリック。
一般的なオプション
ここでは
『ワードプレスのバージョンを隠す』に
チェックを入れておきます。
通知メールの設定
通知メールの設定は
以下の設定にチェックを入れてください。
- Wordfence が無効化されたらメールで知らせる
- Wordfence Web アプリケーションファイアウォールがオフになっている場合にメールで通知する
- この深刻度レベル以上のスキャン結果を通知する
- 有効なユーザーに対して「パスワード紛失」フォームが使用されたらアラートする
- 管理者以外のユーザーがサインインしたときにアラートする
- サイトで検出された攻撃が大幅に増加したらアラートする
アクティビティレポート
アクティビティレポートの
『要約メールを有効化』
のチェックを外します。
- WordPress のダッシュボードでアクティビティレポートウィジェットを有効化
ファイアウォールオプション(ブルートフォース保護)
ブルートフォース保護を有効化を『オン』にして各数字を決めていきます。
お好みで設定してもらって構いません。以下は私が設定した数値もの記載しています。よかったら参考にしてください♪
Ⓐにはこのキーワードを書けば、
即ブロックにできます。
記載しておきましょう。
Ⓐのキーワードは『admin』や
『サイトドメインの一部』
などを記載しておくとのがおすすめです。
- 無効なユーザー名を即座にロックアウトする
- 情報漏えいで流出したパスワードの使用防止
- 強力なパスワードの強制
- WordPress のログインエラーで有効なユーザーを表示させないようにする
- 「admin」ユーザー名が存在しない場合にその登録を防止
- ‘/?author=N’ スキャン、oEmbed API、WordPress REST API および WordPress XML サイトマップによるユーザー名の発見を防ぐ
- WordPress アプリケーションパスワードの無効化
- プロフィール更新時のパスワード強度チェック
- リアルタイム Wordfence Security ネットワークに参加する
追加オプション
Ⓐは通常チェックを入れなくてOK。
Ⓑは空欄でOK
- 情報漏えいで流出したパスワードの使用防止
- WordPress のログインエラーで有効なユーザーを表示させないようにする
- 「admin」ユーザー名が存在しない場合にその登録を防止
- ‘/?author=N’ スキャン、oEmbed API、WordPress REST API および WordPress XML サイトマップによるユーザー名の発見を防ぐ
- WordPress アプリケーションパスワードの無効化
- プロフィール更新時のパスワード強度チェック
- リアルタイム Wordfence Security ネットワークに参加する
最後に左上の『設定する』をクリックするのを忘れないようにニャ!
- User-Agent: これは、あなたが使っているブラウザ(例:Chrome、Firefox)やコンピューター(例:Windows、Mac)についての情報です。
- Referer: あなたがクリックする前にいたウェブページのアドレスです。たとえば、Googleで検索してからページに来たなら、そのGoogleのページのアドレスがここに入ります。
- POST 要求: ウェブページに情報を送るときの一つの方法です。例えば、フォームに入力して「送信」ボタンを押すと、その情報はPOST要求としてサーバーに送られます。
「空白の User-Agent と Referer を使用して POST 要求を送信する IP をブロックする」というのは、これらの情報が空白(つまり、教えてくれない)でサイトにアクセスしてくる人々を、自動で入れないようにする設定です。
この設定は厳格なので、誤って正常なトラフィックまでブロックしてしまう可能性があるためチェックが外すことも推奨されています。
ですが、もしサイトが頻繁に攻撃を受けている、高いセキュリティが求めれている場合はチェックを入れておく方が安全とも言えます。
- シンプルがベスト: デフォルトのブロックメッセージは通常、既によく設計されています。特にカスタマイズが必要ない場合、それをそのまま利用するのが最も簡単です。
- セキュリティ: カスタムテキストを設定すると、そのテキストが何らかの形で悪用される可能性があります。例えば、あまりにも多くの情報を提供すると、攻撃者にクラックのヒントを与えてしまう可能性があります。
- 管理の手間: カスタムテキストを設定した場合、それを更新や管理する必要が出てくる可能性があります。特に必要なければ、その手間を省くこともできます。
スキャンしてみよう
すきゃんって?
スキャンはね、コンピュータやウェブサイトを調べて、セキュリティの問題や不具合を見つけることだよ
ワードプレス画面 Wordfence>スキャン をクリックします。
『新しいスキャンを開始する』をクリックするだけで
自動でスキャンを開始してくれます。
(ほぼ初期状態のブログで5分程待ちました。)
今回は全てに『✓(チェックマーク)』が出ましたが、
『注意マーク!』が出ているときは対応しましょう。
悪質なファイルがある場合はクリック一つで削除できるようにもなっています。
ちなみにデフォルトでは『スキャンタイプ』は標準となっていますが、もしセキュリティ面で不安があるような場合は精度を上げることも検討してください。
エックスサーバーの人はWAF設定もプラスもおすすめ!
セキュリティはWordfence Securityだけじゃダメなの?
Wordfence Securityは非常に優れたセキュリティプラグインだからこのプラグイン自体が、ある種のWAFの役割を果たしているんだけどね
ワフ?意味不明ニャ
Wordfence Securityは
あくまで「アプリケーションレベル」の防御で
WordPressに対する攻撃を防ぎぐよ
エックスサーバーのWAF設定は
「ネットワークレベル」(サーバー自体に対する攻撃の防御)でのブログを防御してくれるのよ
両方で防御を行うことで、
ブログの安全性はより高まるの!
まとめ
いかがでしたか?今回はWordfence Securityの設定と使い方について詳しく解説してきました。最後に、安全なウェブサイトを運営することは非常に大事です。何か問題が起きてからでは遅いので、是非この機会に設定を見直してみてください。それでは、良いウェブライフをお過ごしください。